2020年6月22日月曜日

自分の家を自分で作る4

今回は、設計について書いてみます。

とにかくコンパクトな建物にすることが大変です。
部屋の大きさ、台所、一番厄介なのは高さです。
小さい建物のため、基準の高さではバランスがおかしく、結局、30パターンの図面を手書きで書きました。
大切なことは建物のバランス、風通しを良くする為南側と北側吐き出しにすること、
光が入る建物にすること。
台所とお風呂は考えがまとまらず後で考えることに。

最終確認は3人の設計士に相談し木材は信頼できるベテランの製材師 武田製材の武田さん教えてもらいました。

まずは地物が良いこと、同じ材木でも切った時期や山によって強度や劣化、腐食など全く違い木目の細かさ、重さ、硬さ様々な違いがあり、植林した物、樹生していたもの本当にいろいろありとても興味深い物があります。
自分の家を建てる材木なので次第に目利きが出来るようになったのは面白い発見です。


ただ残念な話も、今の建物は柱や梁などが見えていない建物が多く良い物があっても売れていかず、山師など後見人が居なくなる。


参考
この建てものに使用している材木
柱は四寸五部100年物、間柱 筋交いは赤身一寸五分三五、桁梁は六寸、屋根垂木は真もち二寸角、野地板は全て赤身
自然乾燥の物を使用しました。


0 件のコメント:

コメントを投稿