2020年6月22日月曜日

自分の家を自分でつくる

ブログのネタもマンネリになり、
自分の家を自分でつくる話を紹介する。
家を作る構想は10年以上まえからあり、どんな家にするか、どこに建てるか、どんな素材にするか、かなり迷い、勉強しました。

まずは、「どんな家にするか」について、書いてみます。

仕事のついでに、国内もいろんな所に行き、様々な家や資料館も回り、海外もフランス、イギリス、ドイツ、イタリア、ギリシャなど、あらゆる建築現場を見て回りました。









50を過ぎ、様々な家を見て回った結果、とにかく小さく落ち着く建物を作ることにしました。


どこに建てるか、これもいろんな土地を探しました。自分のやっている仕事上、島はとても不便です。台風、地震、津波などの条件も厳しい。しかし、色々調べてみると、どこにしても何かしら問題があることがわかりました。完璧な土地は見つかりませんでしたが、今、今住んでいるところはが地山で海抜19メートルあり、良しすることに。

建てる場所は、今ある家の西側にしました。今の家で生活しながら、急がず、ゆっくり作ることができるからです。

なぜ、家を建てるかには、今、今住んでいる家に関係します。現在の家は、25年前に建てたものです。平屋で寄棟当時、防腐剤や怪しそうな新建材、鼻ニー流クロス、グラスウール、合板、ボンドなどをたっぷり使った建物でした正直できた時から不審感がありました。ただ、田舎のため、窓を開け、網戸にする習慣があったのは幸いかもしれません。

リホームを考えましたが、建物を調べてみると壁の中は結露によるカビ、断熱材は粉状になり、これは予想以上に酷いもので、建て替える決心をしました。

家の素材は本当の自然素材です。地元の木材、竹、土を使っています。15年前に今住んでいる家を増築しました。木造で床と天井は無垢材を使用しました。壁は珪藻土にしました。珪藻土は接着のためボンドを使用いましたが隙間もあるため随分ましだと思います。
自分は無垢材を使用してある建物は空気感が良いと思います。

もちろん今の住宅でも健康面を考えて作られているものもあると思います。

*注意 
ただ今回自分がやろうとしている事は外から見れば面白そうかも知れません。
地元の自然素材、土壁、無垢材など聞こえは良い、しかし一般的には問題だらけ、無垢材は割れや反りはあり自然乾燥は3年ねかし土壁漆喰は乾かすために時間と手間が掛かり夏は涼しいが冬はまあまあ寒いため日当たりは重要となる。自分の場合はそれらがあまり苦にならない性分であり、機能性や流行のザインより素材や空気感、自分にとって気持ちの良い物を作る事に決めました。多少の不便な点は問題ない。

このような建物の依頼に見える方もおりますが正直今の時代は難しいと思います。



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